プロポリスの5種の抽出法

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プロポリスは、ミツバチの巣からとってきてそのまま利用するわけではありません。
過去にはプロポリスを粉末状にして利用していたようですが、プロポリスの原塊はひとつの巣箱から年間100~300グラム程度しか採れない貴重なものですので、現在は少しでもプロポリスの成分を有効に利用する目的から、5つの抽出法が行われています。それぞれの抽出法ですが、どれが優れているということではなく、各抽出法にそれぞれメリット、デメリットがあります。

プロポリスの5種の抽出法

アルコール抽出法

プロポリスの塊を食用アルコールに入れて攪拌し、含まれる成分を抽出する方法です。製造が簡単なうえ、プロポリスの原塊の80%がワックスや蜂ロウで、それらを溶かすにはアルコールが最も有効なため、古くからこの抽出法が最も広く採用されています。アルコール抽出法だと、アルコールが飲めない人や肝臓の悪い人にはよくないという説がありますが、実際に飲むときには何かに混ぜて飲んだりしますので、濃度は1%以下になり、全く問題とはなりません。

水抽出法

アルコールのかわりに水を使用し、プロポリスの水溶性成分を抽出する方法です。特有の臭いが少ないことから食品や化粧品などに広く採用されています。しかし、プロポリス自体が油性成分を多く含むため、抽出される成分はほとんどありません。特に、プロポリスに含まれるプラボノイドは脂溶性なのでほとんど抽出できず、プロポリスの最も大切な部分が抽出されないという欠点があります。

ミセル化抽出法

アルコール抽出と水抽出の両方の性質を活用した方法です。これはアルコール抽出したプロポリス溶液に、グリセリンなどの乳化剤を加えることによって、その粒子が水に混ざり込む状態を作り出しています。アルコールと水から溶け出す両方の成分がプロポリスから得られますが、食品添加物であるグリセリンを毎日摂取し続けることは体によくないという批判があります。

超臨界抽出法

二酸化炭素を「超臨界流体状態」にすることによってその溶解能力を高め、プロポリスの成分を通常よりも多く抽出する方法です。テルペノイドなども大量に抽出できるといった利点があるため、日本の複数の企業もこの抽出法を採用しています。

醗酵法

アガリクスやマイタケ菌などを利用してプロポリス成分を醗酵させる方法です。今のところ、あまりこの抽出法は使われていませんが、製法が安定すればプロポリスの製造量も飛躍的に増大させることも可能なため、将来この醗酵法が多く採用される可能性もある、将来性に富んだ抽出法であるといえます。

抽出法まとめ

このように、それぞれの方法で抽出されたプロポリスの効果については、飲みやすいものは重要な成分が失われていたり、逆にアルコール抽出法より吸収率は高いなど、抽出法により、かなり違いがあるようです。しかし古来より行われているアルコール抽出法の良いところは溶剤のアルコールそのものにも滅菌力があり、製品化されたものが半永久的で、かつ安全性が高いと言うこととプロポリスは樹脂から由来し樹脂成分の溶解剤にはアルコールが最も適しているといったことでしょう。しかし、発酵法のように、将来の技術の進歩により、今までとは違った効率的なプロポリスの抽出法が出現し、主役の座を交代するかもしれませんね。

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Filed under: プロポリス概要 — admin 14:32:21
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